Profile - 職務経歴書

可児 ひろ海 (かにひろみ)

職務概要

● ファッションブランドでのクリエイティブディレクション、デザイン、MD、マネージメント業務、商品企画、EC立ち上げ・運営、PR・マーケティング業務、SNS運営・コンテンツ制作、および生産業務の20年間以上の実務経験

● 自身のブランドの立ち上げと外資系アパレル企業でのブランド・新規事業立ち上げ業務

● ファッションブランドのブランディング戦略立案(コンペティターリサーチ、トレンド分析、マーケット分析、MDプラン作成、店舗開発、マーケティング/キャンペーン立案)

 ● ファッション/ジュエリーブランドのデジタルマーケティングのブランディング戦略立案およびデジタルコミュニケーションマネージメント(コンペティターリサーチ、マーケット分析、マーケティング/キャンペーンプラン立案、SNSメディアのコミュニケーション管理)

● アパレルリテールビジネスのMD, バイイング, バジェット立案・管理、ディストリビューション,アロケーション,インベントリーコントロール, VMDインストラクション/マネージメント

● 外資系ファッションブランドのコレクションバイイング業務(レディスアパレル,アクセサリー)

● 外資系ブランドでの本国とのコミュニケーションカウンターパート業務(ブランドマネージメント全般およびMD, 商品企画デザイン)

● レディスアパレルおよびアクセサリーの商品企画 / デザイン(アウター、ジャケット、ドレス、ボトム、ジャージ、ニット、シューズ、バッグ、ランジェリー)

● E-コマース・オンラインショップ・ウェブサイト 制作ディレクター、制作マネージメント、オンラインショップ運営、メルマガ制作、CRM管理(国内アパレル・化粧品・ヘアケアブランド)

● 日本国内およびアジア(中国、韓国など)の生産マネージメント業務(納期/コスト管理、新規ソーシング開拓、ベンダーとのビジネス取り組みの交渉)

● キャンペーンイメージ / カタログのクリエイティブディレクション、アートディレクション、スタイリングおよび撮影コーディネーション業務

● レディスアパレルのパターン制作

● ブランドチーム マネージメント業務(マネージメントメンバー数 最高20人)


職歴

 2013年9月〜 オーガニックコットンウェア/ライフスタイルブランド「SkinAware」のCEO、クリエイティブディレクター、デザイナー 

2014年春夏コレクションより、「Skinware」を再開。United Arrows, Beams, Barneys New Yorkなどのメジャーセレクトショップ、伊勢丹新宿、名古屋高島屋、梅田阪急などの百貨店にて販売。
2016年にメンズコレクションスタート。2017年2月 ブランド名を「SkinAware」にリニューアル。

2011年10月〜 ファッション、ビューティー、ジュエリーブランドのマーケティング・ブランディングコンサルタント業務


主なクライアント:

Tiffany & Co. Japan 2013年 - 2016年、2023年
SNS コミュニケーションマネージメント業務。主にTiffany & Co. のオフィシャルFacebookのコミュニケーションプラン作成、コンテンツ作成/配信 、Facebookオフィシャルページ管理業務。他、デジタルコミュニケーションストラテジー立案、デジタルキャンペーンプランニング業務。
Eコマース・ウェブサイトのコピーライティング・商品ディスクリプションライティング業務。
NYのTiffany & Co. 本社のグローバルクリエイティブチーム、マーケティングチームとTiffany & Co. ジャパンのマーケティングチームとのコミュニケーション、アプルーバル業務。

資生堂 2016年8月
資生堂のスキンケアライン「Ultimune (アルティミューン)」の2周年を記念した、スタッフユニフォームのデザイン、制作。(日本国内の資生堂カウンターで着用)

Brands for Friends 2013年5月 - 2013年10月
メンバーシップフラッシュセールのデジタルコマースサイト、Brands for Friendsのブランディングコンサルティング業務。マーケットリサーチ、 コンペティター分析をもとに、ブランディング戦略の立案、コマースサイトのリニューアルプランニング、デジタルキャンペーンプランニング。

資生堂 2011年10月 - 2012年5月
アジア向けコスメティックブランド「Za」のアテンダントユニフォーム制作におけるデザイン、生産コンサルタント(香港、中国、タイ、シンガポール、インドネシアなどの東アジアの販売地域で着用)

United Colors of Benetton Japan 2012年4月 - 2013年4月
コンサルティング業務:新規事業部ブランドマネージャー/レディスライン(DONNA) MDマネージャー : レポート to CEO、MDジェネラルマネージャー

▼新規販売業態「BENETTON. CUBE」プロジェクトの戦略立案
▼新規プロジェクトのプロジェクトマネージメント
▼新規プロジェクトと既存ラインのマーチャンダイジング/バイイング/バジェット立案業務
▼ブランディング戦略立案およびマーケティングプラン立案
▼ストアプロファイル戦略立案とアロケーションおよびインベントリーコントロール
▼日本企画生産商品の企画、および生産マネージメント
▼E-commerceサイト立ち上げにおけるプロジェクトマネージャー

BENETTONブランド初のスモールフォーマット型の新規コンセプトショップ「BENETTON. CUBE」は、2012年10月に渋谷の第一店舗目オープンを皮切りに、多店舗展開予定。

G-star RAW 2012年3月 -  
MDコンサルティング業務:日本マーケットにおけるレディスラインの販売強化を狙った、レディスラインの商品ラインナップのマーチャンダイジングプラン、コレクションのテーマ/ストーリー設定とスタイリング提案

他、海外ブランドの日本ローンチにおけるブランドコンサルティング業務、日本ブランドのキャンペーンイメージ開発/コンテンツ作成、海外クライアントのアテンダントユニフォームデザイン、プロダクションマネージメント、国内ブランドの立ち上げコンサルティング業務(MD、企画、リテール、PR/マーケティング)


2009年3月~ 2011年9月 株式会社アニエスベーサンライズ
<役職> 
サブリーダー(To b. by agnes b.のブランドチーフMD、チーフデザイナー)、チーム人数7~10名
レポート to ジェネラルMDリーダー

<職務内容> 
■ agnes b.のシグニチャーシスターラインTo b. by agnes b.(トゥービーバイアニエスベー)の立ち上げ業務
売上:初年度(2010年)4億円(約13店舗) 2年目(2011年) 8億円(約20店舗)

■ブランド立ち上げまでの初年度においてチーフMDとしてブランド戦略立案業務(コンペティターリサーチ、トレンド分析、マーケット分析、MDプラン作成、店舗開発、マーケティング/キャンペーン立案)

■ブランド立ち上げ後はチーフデザイナーとしてコレクション制作を中心に、MDとともにMDプラン立案と商品開発業務の双方に携わる。

■本国経営陣へのブランディング戦略プレゼンテーション、およびアニエスベー本人とのデザイン業務。

■ 日本国内およびアジア(中国、韓国など)の生産マネージメント業務(納期/コスト管理、新規ソーシング開拓、ベンダーとのビジネス取り組みの交渉)

■ キャンペーンイメージ / カタログのスタイリングおよび撮影コーディネーション業務。

■ メインブランドagnes b. Femmeのコレクションバイイング業務。

■ 国内直営店へのMD /ディストリビューション業務(売上予算立案、セールスに応じたアロケーション/商品管理業務)


2008年5月〜2009年3月 株式会社ユニクロ
<役職> 
ユニクロ ウィメンズ グローバルデザイン 布帛チーム チーフデザイナー(チーム人数 6~8名)
レポート to 商品部リーダー

<職務内容> 
■ グローバル出店戦略の遂行にともなう、レディス/ 布帛部門の売上強化のため、新規の商品カテゴリーを開発。MDと連動した商品開発業務。

■ グローバルデザインチームの一員として、パリ、上海での商品戦略会議に参加し、シーズン商品企画の方向性を構築。

■ カジュアルゾーンのフランネルチェックシリーズ(秋冬)、コットンチェック(マドラス、ギンガム)シリーズ(春夏)を企画し、柄とアイテムのバリエーションを発展させ、100億円規模の売上増を達成。

■ レディス部門デザイン性アップ戦略の一環として、ビジネス需要を見込んだ、OL向けデザインブラウスシリーズの開発。旗艦店を中心に10億円規模の新規売上達成。

■ デザイナー Jil Sander との商品開発業務。

■ Tokyo Girls Collectionなどのスペシャルイベントのための限定アイテム開発業務。


2001年〜2008年 COCOON (コクーン)
<役職> 
デザイナー、代表取締役(会社スタッフ人数 最大時15名)

<COCOON ブランド概要> 
■ 自身のブランド「COCOON」(コクーン)を2001年に立ち上げ、デザイナーとしてコレクション制作を行うとともに、PR、生産、営業業務のマネージメントおよび財務関係の会社経営業務に携わる。

■ 20~30代の女性をターゲットに、年2回のコレクションを発表。(東京コレクション参加)

■ イブニングドレス、セットアップスーツなどのオケージョンアイテムは、構築的でセンシュアルなシグニチャーアイテムとして高い評価を得る一方で、デザインニット、ジャージ、シューズなどのリアルクローズアイテムも実売アイテムとして、多くの顧客を獲得。
モデル / タレント着用実績:一青 窈、平原綾香、広末涼子、大地真央、CRYSTAL KAY, SHIHOなど

■ 販売先 百貨店:三越、銀座松屋
セレクトショップ:BEAMS, ESTNATION, nano universeなどを中心に卸し先約30店舗で販売

■ メディア掲載 日本国内:WWD Japan、繊研新聞, 朝日新聞、読売新聞, ELLE Japon, Figaro Japon,  SPUR, Sweet, Spring, Harper’s Bazaar,流行通信、So-en,  Dazed & Confused, Nylon Japan, Switch, STUDIO VOICE
海外:ELLE US、ELLE Korea、City Magazine (Hong Kong), WeAr (グローバルトレンドリポート)

■ 2003年 代官山に直営店をオープン


プロジェクト

2009年
資生堂 アジア向けコスメティックブランドZaのアテンダントユニフォーム制作におけるデザイン、生産コンサルタント

2005~2009年
オーガニックコットンを使用したルームウェアブランド「Skinware (スキンウェア)」を展開。
販売先:新宿伊勢丹、立川伊勢丹、他 卸し先約20店舗
メディア掲載:Elle Japon、SPUR, ecocoro、Spring

2006年
イギリス大使館で行われたRIJ(国際難民支援会)のためのチャリティイベントのサポートとしてオーガニックコットンのイブニングドレスを提供

2006〜2007年
セレクトショップnano universeとのコラボレーションブランド「C for N」を展開。nano universeの女性像に合わせ、デイリーなアイテムにCOCOONのデザイン性を加えたミニコレクションとして、2006年春夏、2006年秋冬、2007年春夏の3シーズンを通して販売。

2005年
Rikki Korff for Levi’sのキャンペーンウェブサイトのビジュアルアートディレクション
Levi’s Japanのプレミアムラインとして登場したRikki Korff for Levi’sのローンチにおいて、キャンペーンウェブサイトのビジュアル制作を手がける。アートディレクション、ならびにスタイリング、撮影コーディネーションを担当。

2005年
愛知万博 メインパビリオンのアテンダントユニフォーム制作
名古屋で開催された万博のメインパビリオン「Global House」のアテンダントユニフォームとして、ジャケット、ブルゾン、スカート、カットソートップス、帽子の制作。

2004年
カナダ・トロントのデザインミュージアム「NO KIMONO」展にCOCOONコレクションを出展。
日本の若手デザイナーを紹介する企画展において、COCOONのコレクションを展示し、オープニングファッションショーにも作品を出展。

2002年  
香港でのSHU UEMURAの2002年秋冬新作発表会のショーのためにCOCOONのコレクションから10ルックを提供。


1998年〜2001年 株式会社ノバオーシマ
<役職> インテリアコンサルタント

<職務内容> 
■ イタリア、イギリスの家具、インテリア雑貨の輸入代理店にて、インテリアのコーディネート提案を行う。国内のショールーム、店舗、住宅のためのスペースデザインを手がける。
 
■ イタリア、イギリスの家具、インテリアメーカーとのコミュニケーション業務(英語)

■ 家具、インテリア小物の発注、輸入、通関業務。


学歴
1998年    上智大学文学部史学科 卒業
1993年    埼玉県立所沢高校 卒業

語学力
英語 ビジネスレベル、(ファッションビジネスと、アパレル商品企画 / 生産におけるテクニカルなコミュニケーションをスムーズに行うことが可能)

PCスキル
エクセル、ワード、パワーポイント、イラストレーター、フォトショップ